■偏見を覆す?!多かった当事者のリアルな意見のうち10個をご紹介!
こんにちは!kuroです。
前回の私個人が感じていたAセクあるあるが、有り難いことに皆様からの支持を得ることができて本当の意味で「Aセクあるある」となったように感じております!
YouTubeの動画のたくさんのコメント本当に嬉しかったです!!
そして、今回は実際にAセク(アロマンティック・アセクシュアルの方も含みます)の方々とお話しできる機会も増えて、交流を重ねていった中で多かった意見を10個まとめてみました。
個人的な感想としましては、皆様本当に…
真面目で、前向きで、勉強熱心な方が多いな!大好きだ!
って感じです(#^^#)
では、内容を一緒に考察しながら見てみましょう!!!
Aセクあるあるpart2
性別よりも人間性を重視する
恋愛感情や性的欲求を他者に抱かないため、性別を意識して人を見ることが少ない傾向がありそうです!
よくマジョリティの方がいう「人としては好きなんだけど、異性としては見れない」という感覚が分からなかったりします。
これは私自身も当てはまっていて「人として好きだったら良くない?」と返してしまった経験もしばしば(笑)
人として尊敬できる、一緒にいて安心するなど、信頼関係を築くことができた人であればその人が異性でも同性でも、そのどちらでなくても良い。
性別というフィルターを通さず人を見ることが出来ている人達が多かったです!
性別を意識されたくない
「男性として」「女性として」みたいな役割って世の中に何となく存在してますよね…
例えば「女性らしい服装の方が可愛いよ!」とか、「筋肉があった方が男らしくて素敵!」とか。
性別による表現をより引き立てることで、その人の魅力を高めようとする言動をアセクシュアルの人は嫌う傾向がありました。
これは恐らく、これらの言動から自分を「性的対象」として見られることへの防衛反応的なものなのかもしれないですね。
男らしく・女らしくすることによって性的魅力を感じて欲しくない。性別じゃなくて、人間として自分を見て欲しい。
そんな意見が多かったです。(その気持ち分かります…)
結婚しない人にカテゴライズされる
この意見はアセクシュアルだと周囲にカミングアウトしてる人や、アセクシュアルだという自認がハッキリしてる方に多かった意見です。
自分というものが自身の中で確立してることで、自分の生き方を充実させている姿をみて周囲は「この人はもう結婚しないんだろうな」と勝手にカテゴライズされていることがあるようです!
アセクシャル=恋愛・性行為しない人=結婚しない人
みたいな方程式が出来上がってるのか!って突っ込みたくなる程に発想が短絡的過ぎる…!!
勿論、アセクシュアルの方の中には全く恋愛や結婚にも興味がなくて、結婚しない人とカテゴライズされても事実だし面倒な話しも振られなくて楽だなと感じてる方もいらっしゃいます。
でも、1つのセクシュアルでも考え方は人それぞれですからね、結婚したいアセクシュアルの方もいるので、その方にとっては結婚しない人だと判断されるのは嫌ですよね…。
一人でも大丈夫だと思われる
こちらは恋人やパートナーがいない人が、仕事や学業、趣味などを謳歌してる場合に思われるようです。
いやいや!パートナーを作らないからって一人で大丈夫とは限らないよ!!
家族や友人、職場の人、趣味の仲間…etc
色々な人と関わって生きているのに、特定の誰かを見つけないと「一人」だと思われしまうのが悔しいところです。
特に結婚願望がない方だと、一人でも生きていけるように資格を取ったり、専門性の高い職を目指したりと今後のライフプランを考えて行動する人が多いでしょう。
それは誰とも関わらず生きていく準備ではなくて、自分のことは自分で責任を持って人と関われるように、そういった意味での「一人」で生きていく準備だと思うから。
一人でも大丈夫そう!じゃなくて、これからも遊んでねって言ってくれた方が私は嬉しいかな!
恋愛系の作品は勉強目的で観る
この項目は本当に意外!!!
私は恋愛系の作品を観ると複雑な気持ちになってしまうので、あまり観ないのですが、
アロマンティック・アセクシュアルの方で観てる方多くて驚きました!
しかも、その理由が「勉強したいから」です!
なんて真面目で健気なのでしょうか…
分からないからこそ知りたいという探求心ですね。
作品を通して主人公はどこから恋愛感情が芽生えたのか、そして恋愛感情から性的関係に至る過程とはどういったプロセスを辿るのか。
感情の変化を見逃すまいと真剣に恋愛系の作品を観るのです。
観るのですが…
皆様いうのが「観てるけど分かんない!!!」
/(^o^)\ナンテコッタイ
…ちなみに私も分からないです。誰か教えてください…。
親しい人に恋人ができると嫉妬する
こちらの意見は、親友や兄妹など親しい人との繋がりを大切にする人ほどそう感じる人が多かった印象です。
恋人が出来たり、結婚したりすると優先順位が変わってしまいますもんね。
今まで毎日のように連絡を取り合っていたり、会っていた人がいきなり遊んでくれなくなったら私も寂しいです。
かといって自分が恋人になりたい訳ではないし、その恋人と別れてまで遊んで欲しい訳でもないという複雑な感情が…。
ただただ今まで通り会って話したりしたいだけなのに、どうして距離を感じてしまうのでしょうね。
案外、相手側だって優先順位なんて変わってなかったりするのに遠慮してこっちから距離を取ってしまうこともあるし。
私自身もすごく共感できたあるあるでした。
結婚には意欲的
アセクシャルの偏見を覆す項目なのでは?!!!!(興奮気味)
アセクシュアルの方で、友情結婚を望んでいて行動している人が一定数いるのはご存知でしょうか。
そういった方に向けた友情結婚の相談所もあるようです!
勿論、恋愛結婚をしたいと思ってる方もいらっしゃいます。
性行為は苦手だけど、恋愛感情はあるから結婚したい人も、
性的な関係を求めない人同士で友情結婚したい人も、
ただただ好きな人と一緒にいたいから結婚したい人もいるのです。
意外と結婚に対して意欲的な方、多いんです!
社会的にも守られてますし、色々な面でメリットもありますもんね。
結婚したい理由は様々ですが、結婚したいと思っている方が意外にも多くいらっしゃいました!
孤独死について考えてしまう
アセクシュアルの方で孤独死について不安を抱えている方多かったです。
そもそも見えないセクシュアリティですからね…
認知度も低い上に、自分自身がアセクシュアルだと気付くことすら難しいです。
周囲の恋愛→結婚の流れについていけずに、このまま自分だけが取り残されて死んでいくんだと不安になってしまうのでしょう。
人口1%と言われていることを鑑みても、他のセクシュアルより孤独をより近くに感じてしまうセクシュアルなのかもしれません。
孤独死をテーマとした記事も書いています。良かったらこちらも読んでみてください^^

他のセクシュアリティを自認してからAセクにたどり着く
自分はこれだ!と最初から自認できた方は少ないのではないでしょうか。
アセクシュアルの方の自認の道筋として、同性愛者なのではないか?という疑問を得てから自認された方が多くいらっしゃいました。
異性愛が当たり前とされている世の中で、異性に恋愛感情や性的欲求を抱かないのであれば、では自分は同性愛者なのかな?と思い悩むのです。
でも、同性にも同じく恋愛感情や性的欲求を感じるわけでもないな…
じゃあ、一体何なんだ!!!!!
まだまだ認知度が低いアセクシュアルという存在を見つけるまで、ネットやYouTubeで調べまくった人いるんじゃないですか?
…はい、私です(笑)
自分は感情が欠落して生まれてしまった欠陥人間なんだ、なんて苦しむ人がもう出ないように「アセクシュアル」という存在を見えるようにしていきたいです。
恋愛したい時期と、したくない時期の差が激しい
これも個人的にはすごく意外でした!
恋愛に憧れて行動している方も、時が経つと別人のように恋愛に興味を失っていたりする。
でも、また周囲の恋愛している姿や恋愛作品などに憧れて恋愛をしてみようと挑戦してみたり…
そんな期間を繰り返している人も多くいらっしゃいました!
理由が憧れだけではなくて、年齢的にだったり、親族からのプレッシャーからだったり、将来的に子供が欲しいからだったりと恋愛したい動機はそれぞれですが、周期的に恋愛に関する憧れや不安が巡っているのだなと感じました。
それもそのはず我々の日常生活では、常に恋愛に関するものが溢れています。
一歩外に出れば手を繋いで歩いているカップルや、恋愛作品のポスター、スマホを操作していたってマッチングアプリの広告が流れたり、芸能人の恋愛報道がSNSで拡散されていたり…
目に入らない日はありません。
それがとても輝かしいものにみえて手にしてみたいと憧れるには十分すぎる程、恋愛というものは常に私たちの傍にあるのです。
まとめ
新Aセクあるある、いかかでしたでしょうか?
個人的な感想としましては、前向きな部分が多いあるある10個だったかなと思っています。
人によっては、それ分かる!って部分と、そこは全然当てはまらないなって部分との差が大きかったのではないでしょうか。
今回は恋愛したいと思っている方の意見が多めだったので、恋愛や結婚に全く興味がなかった方は該当数少なかったかなと思っています。
当たり前ですが「Aセクあるある」に該当するものが少なったからといって、Aセクではないということではないですし、逆に殆ど当てはまったからといってAセクとは限りません。
しかし、Aセクの方の意見を聞いて、こう感じてる方が多くいるよ!ってことを知ってもらって自分だけじゃなかったんだと少し肩の力を抜くことが出来ればいいなと思っています。
また皆様とたくさん話して第3弾を作っていけたら幸いです。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
YouTubeにて動画もUPしております!
気になる方は、是非チェックしてみてください^^

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