恋人でも夫婦でも家族でもない、名もない関係が心地いいと感じるAセク独身女子の家族観について。

雑記ブログ

家族になるってどういうこと?

こんにちは。kuroです。

ここ最近よく交流会で話題になるのが「家族について」です。

恋人という段階を飛ばして家族になりたいという意見だったり、恋人やパートナーが出来ると行く行くは「家族」になりたいという意見だったり人それぞれの家族観について触れてきました。

モノクロセクマイCHのメンバーの一員である陽さんもTwitterにてこんなツイートをしていました。

実はこの家族のテーマになると私は途端になんて発言していいのか分からなくなっていました。

交流会中でも参加者様の意見をじっと聞いていて、分かるような、分からないような…

うーん。何なんだろうこの捉えきれないというか、ピンとこない感じ。

何だかモヤモヤするのです。

なので今回は、このすっきりしない思考をクリアに出来るように家族について私なりに整理してみようと思います。

家族ってどこまでなの?

「家族とは」で検索してみると…

同じ家に住み生活を共にする、配偶者および血縁の人々。らしい。

なんとも最もらしい説明、な気がする。

でも、これもあまりピンとこない。

たとえ両親や兄妹に血の繋がりがなかったとしても私にとっては家族だから。

なんならペットだって私は家族というカテゴリーに入れてしまう人間だし当然そこに血縁なんてあるわけがない。

では、無償の愛を与えられるかどうかを基準にして判断する?

仮に恋人に無償の愛を感じていたとして、じゃあ恋人の家族に対しても無償の愛を感じるかと言ったらNOだし、恐らく私の両親も結婚する相手に無償の愛までは感じないと思う。

私が引っかかっているのは多分ここなんだろうな。

結婚したいと思う相手がいたとしてその人との間には、無償の愛がある。

私と私の家族にも、相手と相手の家族にも、無償の愛があったとしてもその家族同士は簡単には結び付かないよねって。

婚姻届を提出したから「はい、今日から家族です!」って言われても急にそんな相手の家族まで愛するのって難しくない?

イメージ的には元々ある2つの組織が1つなり大きくなっていくのが家族になるイメージなんだけど、私にはそれがどうしても現実的に想像しがたい。

どちらかというと、産まれた時からあった両親が築いた家族があって、それは私が築いてきた新しい人間関係とは別なものと捉えるとイメージしやすい。

だからその私が築いてきた新しい人間関係まで名称を家族としてしまうと混乱してしまう。

仮に両親が作った家族が「家族①」で、私が作った家族が「家族②」で分けることが可能で①と②はイコールではないし、①と②どちらにも属していいのなら私の家族像は一気に広がると思う。

でも特に今は結婚したい人もいないので、私にとって家族とは、当面の間は両親が与えてくれたものだけなのかもしれません。

終着点は人それぞれ

自分にとって「家族」が意味することの捉え方については解決した。

では改めて誰かと家族になりたいかと聞かれると再び釈然としないモヤモヤが広がる。

例えば、今一緒にいたい人である白井ちゃんは、私にとっては親族よりも一緒にいるし、最期はこの人に看取ってもらいたいし、一緒にご飯を食べれるだけで些細な幸せを感じられる特別な存在であるが家族になりたいか聞かれれば答えはNOである。

家族のような人ではあるが、家族ではないし、家族でなくていいと思っている。

私の家族を白井ちゃんに愛してほしい願望もないし、白井ちゃんの家族を愛せる自信もないのが正直な本音です。

先ほどの話しの「家族②」を作れるとして、そのことで法的にメリットがあるなら家族になるかもしれないけど、そうでないのなら家族申請をする気はあまり起こりません。

恋人や夫婦、家族など、どんな関係性にしろ名称をあまり付けたくないな…。

他の人との関係の差別化だったり、世間的な説明の表現だったり、法的な手続きの申請等にはその人との間柄の名称は今の時代において必要不可欠なのかもしれない。

だけど、家族だから一緒にいるんじゃないし、恋人だから大切にするんじゃなくて、その人だから特別に思っている訳で…でも今の関係は不変じゃないと思うから関係性に名前は付けられなくて…。

どんな形になってもいいし、歳を重ねるごとに変化していく時代や容姿に合わせて寧ろ変わっていきたい。

約束された関係性はきっと私には重すぎるのかもしれません。

私の場合は、関係性に名前を付けるとその関係性の暗黙のルールを嫌でも感じ取ってしまい疲弊するのは目に見えているから。

私と白井ちゃんの関係には明確な名称や、一緒にいることの責任も要らないです。

最期までもし一緒にいるんだとしたら「一緒にいたいから、ずっと一緒に居続けた人」くらいでいいかな。

特別な人との関係性の終着点が「家族」でない人たちがいる方がきっと世の中おもしろいと思うし。

だからきっと私は今後も、白井ちゃんをへんてこな長ったらしい言葉で説明をするんだろうな。

 

まあ、そんな関係も偶にはありか!笑

 

以上、複雑すぎて面倒くさい私の家族観でした。

ここまで読んでくれてありがとうございました。

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