こんばんは!kuroです。
今回は、アセクシュアル対するよくある誤解についてお話ししたいと思います。
アセクシュアルの方は、他者に対して性的欲求を抱きません。
だからといって、必ずしも性欲がない訳ではありません。
誰かと性行為をしたくないだけであって、性欲自体はある人もいます。
性欲の程度も、性行為ができる程度も人それぞれなのです。
例えば、アロマンティック・アセクシュアルである私の場合ですと、
性行為は、継続的な関係でない人であれば可能です。
可能というだけで「したい」という欲求はありません。
そして、性欲は希薄ながら存在しています。
勿論、中にはどちらの欲求もないアセクシュアルの方もいます。
アセクシュアルだからといって一概にある・ないとは言い切れないのです。
そして、理解され難いのがこの性欲はあるのに、性行為はできないということです。
性欲があるなら、性行為もできるはずと誤解されることが多いです。
私自身もこの性欲はあるのに、他者に性的に惹かれないことで混乱した経験があります。
ー自分は、不感症なのかもしれない。
ー本当に好きな人ではないんじゃないか。
ー運命の人にまだ出会っていないだけなのかもしれない。
性欲と性行為は繋がっていると捉えていた時はかなり苦しみました。
しかし、性欲ある=誰かと性行為がしたいではないのだと気付いてからは、
自分の中ですごく腑に落ちました。
誰かに性的に惹かれることはないだけで病気ではないし、
その人を好きであることに自信を持っていいんだと思えたのです。
アセクシュアルでも性欲がある人もいるのです。
性欲がある人でも、他者に性的欲求を抱かないのであれば体が反応しなくても当然なのです。
性欲も、性行為も、愛情も、全てイコールで繋がっているのでなく別のものです。
性欲が少ないからといって、愛情が少ないという話しではないし、
愛情が多いからといって、性欲が多いという話でもありません。
性欲はあるのに、性行為ができないことに負い目を感じる必要は全くないです。
アセクシュアルでもそこは人それぞれ違います。
そして、それ以前に性欲があるから、ないからに限らず、好きな人と性行為をしなくてはいけない義務なんてどこにもないのですから。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
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