恋愛感情が分からない・性的に惹かれないと思ったらアセクシュアルかも？

アセクシュアルは他者に性的魅力を感じない性的指向です。

性的指向(セクシュアル)と聞き、真っ先に思い浮かぶのがLBGTではないだろうか。

実はアセクシュアルはこれら性的少数派のうちの１つなのだ。

①自分がアセクシャルだと気付かない

アセクシュアルの特徴でまずあげられるのが、気付き難いところだ。

恋愛感情や性的欲求がなくても周囲に合わせて何となく生きてこれてしまう。

そして好きな人が出来なくて相談したとしても

「そのうち出来るよ！」

「まだ本当に好きな人に出会っていないだけ」

などとアドバイスされて、自分でも「そういうもんなのか」と納得してしまうのだ。

②不感症や性機能不全を疑う

冒頭でお話した通りアセクシャルは他者に性的魅力を感じないという性的指向です。

病気ではないです。

性欲はあるけど、セックスはしたくない人だっています。

セックスができないからアセクシュアルになったのでなく、元々性的魅力を他者に感じないだけなのです。

③恋愛と性愛を別々に捉えている

アセクシュアルの人は、好きだからセックスがしたいという感覚が分かりません。

例え恋愛感情で好きな人でも、性的魅力は感じていないので性的な関係がなくてもいいと考えています。

ただし、アセクシュアルの人が全員が全員、全くセックスをしない訳ではないです。

「子どもを作るため」「恋人のため」「円満な関係を続けるため」など、

何か目的があって、その手段としてならセックスする場合はあります。

他者に恋愛感情を抱かない人のことをアロマンティック

他者に性的魅力を感じない人のことをアセクシュアル

といいます。

きちんとしたネームプレートがあり、認められている存在なのです。

アセクシュアルの人は世界で１％いると言われていますが、

実はまだ自認出来ていないだけで、もっとアセクシュアルの人はいるのかもしれません。

性的魅力を他者に向けられなかったり、周囲と比べて性欲が少なかったりして

自分は何かが欠けているんだろうか？と不安になることも多いと思います。

しかし、自分の性的指向と向き合うことで自分に合った居場所や考え方を見つけることができます。

周囲に合わせた生活や価値観ではなく、本来の自分が生きやすい環境を整えるためにまずは正しい性的指向の知識を身につけましょう！