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自身をAロマ/セク、もしくはクワロマ/セクだと自覚しているトランスです。恋愛感情を持つパートナーがいます。
僕たちも付き合いはじめには色々と認識違いがあり、すり合わせに時間が掛かりましたが、現在は安定した関係性を築けています。
>どのような話をすれば…
と書き込まれていたため、僕たちが話し合ってきたことを少しお伝えしてみます。
連絡の頻度などについて。
僕も通話や文面での雑談が苦手なタイプです。
付き合いたての頃には、返事をしないことや、こちらからの連絡がないことに対して、相手から不満を持たれることがありました。
不満というのは要は不安で、
・自分を大事に思ってくれているのか
・他の人へ関心が移っているのではないか
という類のものだったようです。
相手は元は「察してほしい」タイプで、気付かぬうちに色々と溜め込み、急に爆発して、最終的に話合うといった流れが頻繁にありました。
そうしたことから僕が感じた不満は、相手が気持ちを言葉にしてくれないことでした。
溜まりに溜まった強い感情をいきなりぶつけられると傷つくため、「些細なことでも思ったことがあればマメに教えてほしい」と伝えました。
同じような悶着を繰り返した結果、お互いが「伝えるのが苦手なタイプ」と「察するのが苦手なタイプ」であると把握することができました。(この気付きはもちろん共有します)
相手はこちらの応対に対し、少なくともわざと不安にさせているわけではないということを理解をしてくれて、
(どんなときに大事にされていないと感じるかを確認したり、そもそも僕が他人に関心を持つことはないということを何度も伝え、信頼してもらうことで不安は軽減されたようです)
僕も相手が言葉にしようとするのを、根気強く待てるようになりました。
(うまく言えないけどモヤモヤする、程度の言葉でも察し待ちより難しくないため助かる、直に相手が不安に思うことの傾向も分かってくる)
ここまでくるのに数年掛かりましたが、いまでは長引くようなすれ違いはほぼなくなりました。
〜
僕はそもそも、あなたの言う「友達以上恋人未満」という関係がよく分からなくて、お相手にも、もしかしたらあなたの理想とする関係性が伝わっていないのかもしれません。
「友達」や「恋人」といった言葉を使わずに表現してみると、よりお互いのイメージが掴みやすく、すり合わせがしやすいのではないでしょうか。
また、ご自身とお相手を「Aロマな人間とその真逆なタイプ」と表現されていますが、セクシュアリティに関わらず、双方で尊重し合えるかどうかが、関係を継続的していけるかどうかのポイントだと僕は考えています。
友達でも恋人でも、ご近所さんでも上司部下でもなんでもいいのですが、どんな関係性の相手であってもそうだと思います。