好きな人がAロマAセクかも知れない。体験談を聞きたい

[さくらもちもち]

今回初めてAロマンティック、Aセクシャルについて調べるにあたり、この掲示板にたどり着いたので、失礼な言動をしてしまったら大変申し訳ありません。自分のうちに留めておくのが苦しく、誰かに聞いてもらいたいという思いで書き込ませて頂きます。
19歳大学生の私(ストレート)には、去年大学で出会った好きな同級生の男性が居ます。彼はかなり親しい友人でもあります。その人に去年告白し、異性として見れなかった&付き合うことに少し疲れているからと振られましたが、完全に両思いだと思っていたので諦め切れず、このまま好きでいても良いか、アピールして再チャレンジしても良いかという質問に対して快諾を得たので今も好きなままでいます。
ここ最近、私は彼が(自覚は無いようですが)Aロマンティック、Aセクシャルなのでは無いかと考えるようになりました。
そして、これから私はどうすればいいかについて迷っており、色んな人のお話を聞いてみたいなと考えるようになりました。
AロマAセクであると考えるようになった理由としましては、

・男女の区別が極めて無く、誰にでも平等に優しい。
・非常に思わせぶりな言動をするが、本人に自覚は無い(非常に誠実な人間なので、遊んでいるとかでは絶対に無い)
・相手が誰であっても距離感が友好度に依存する(友達なら異性であっても、手を繋いだりハグしたり、仲が良ければキスも許す)
・恋愛欲求が殆ど無い
・他人への興味が結構薄く感じる(友としても)
・性的興味が全くと言って良いほど無いように思える(これに関しては話したことがないので、かなり親しい友としての主観ですが)

など、他にも挙げていないだけですが多数あります。
元カノ(告白されて優しさで付き合ったらしい)がメンヘラ気味で疲れたということを除けば、付き合うこと自体が嫌というわけでは無いみたいなんです。小学生の時の話ですが、好きな女の子も居たらしいです。
私は彼のことが人間的に好きで、その表れとして恋愛感情というものが発生してしまったのですが、最近彼が「大事な友達」と言っていた女の子と仲が良い様子を聞くと、嫉妬心が湧いてくるようになってしまいました。

自分本位な恋ではなく、相手の幸せを第一に考えることのできる愛になれば平気なのかも知れませんが、私にはまだ出来そうにありません。彼のことは大好きですし、気持ちを返して貰えなくても一緒に居るだけで幸せなので現状に概ね(嫉妬心に苦しむことを除けば)満足しているのですが、キッパリ諦めて、今の大変親しい友達のような状態から距離を置いて、程よい友人として付き合っていった方が良いのでしょうか。他の女の子と非常に親しくして欲しくないから、自分の事を一番に見て欲しいから付き合いたいのだと思うのですが、おそらく付き合ったところでそれらは一生叶わず、嫉妬心だけ増えていくのではないかと思います。今の関係がとても幸せで、でも今のままだと距離を置かなければ新しい恋は出来ず、中途半端なまま一生を終えると思うと躊躇する気持ちもあります。例の彼女よりも大事に思われている自信があんまり無いということもそれに拍車をかけています。でも今日も、お別れの後もう一度振り向いてばいばい、ってしてくれたことに、うわーーー好きだ、、、って距離置こうと考えてたこと全部吹っ飛んでしまいました。そんなジレンマに私は今苛まれています。

もしよろしければ、ご自身の体験や感じたこと、アドバイスなどを頂けると幸いです。

[粉川]

こんにちは。
20代学生(女)で、アロマンティックアセクシャルについては高校生くらいの時に自認した者です。いろいろあって今はストレート男性の方とお付き合いしています。相手には付き合う際にカミングアウト済です。

ある程度調べているなら、言われずとも分かっているとは思いますが念のため。
自分のセクシャルは自分で決めるものです。いくら周りの人が「そうじゃないかな」と思っても、自認が全てなのです。本人が自分で「そうです」と言わない限り、面と向かって決めつけたり押しつけたりなどはしないであげてください。

けれど、もし相手の方がアセクシャルの概念を知らないのなら、教えてあげてほしいとも思います。
アセクシャルを知って自認をどうするかは彼の自由ですが、選択肢は多いに越したことはないですし、私自身言葉を知るだけでかなり楽になったので…

ここからはストレートの人と付き合っているアセクの体感としてお聞きください。
端的に言うと、ストレートの人とアロマンティックの人が付き合うことは全く不可能というわけではありません。しかし、双方にとってかなりの負担になるのは事実です。(別にアセクに限らず、「違うセクシャルの人と付き合う」ことが難しいのだと思いますが)

一番の大きな理由は、お互いが感じる「心地良い状態」が違うからです。
私は一緒に過ごしているだけで本当に十分です。たまに連絡をとったり、遊びに行ってお喋りしたりするだけの状態が一番満足度が高いのです。それ以上のことはできればしたくありません。
しかし、彼氏はそうではなく、手を繋ぎたくなったりハグしたりキスしたりしたくなるそうです。そして、その行為が達成されたときに心地よさを感じるのです。
ちなみにこの問題に関しては、私は「自分から手を繋いだりハグしたりということはないけれど、もしあなたがそうしたくなったら場合によって応じます。」と彼氏に伝えることで一応解決しています。

他にも具体例を挙げたらキリがないのですが、ストレートとアセクシャルでこのようなズレがある以上、ただ付き合うだけでもお互いに相当の覚悟が必要ですし、現に今でも悩むことは大いにあります。
片方がAロマAセクでも折り合いをつけることで誰かと付き合うことはできるよ、と励ましたい反面、甘く見てたらお互い嫌な気持ちしかしないよという忠告もしたい気持ちです。複雑です笑

でも結局、当人がどうしたいか、どう思っているのか、あるいはどこまで受け入れられるのかに全てがかかっていると思います。もし、どうしてもさくらもちもちさんが相手の方のことを諦められないのなら、お相手本人とちゃんと時間をかけて話し合うのが一番なのではないでしょうか。
いずれにせよ、その方と良い関係性が今後も築けることを願ってやみません。なかなか辛いとは思いますが、せっかく抱いたその素敵な感情を大事にしてほしいです。

[ふぶき]

さくらもちもちさんこんにちは。
私は現在同性のAロマAセクのパートナーがいる20代学生女性です。
投稿を拝見して、とても思い悩んでいらっしゃるということが伝わってきました。自分の中で気持ちを留めておくことは本当に苦しいですよね。ここに投稿をしたこと自体、相当勇気がいることだったのではないかと思います。

まず前提として、先に返信している方がおっしゃっているように、セクシュアリティは他人が決めるものではないので本当のところは分かりませんし決めつけたりはしないでほしいです。ただ、さくらもちもちさんの投稿を見る限りでは、彼はアセクシュアルの方に多いと言われている要素もある気がするので(あくまで私が調べたり考えたりしている要素ですし違うこともあるとは思いますが)、参考になればと思い体験談を記しておきます。

現在のパートナーからは、お付き合いをしてしばらく経った後にAロマAセクを自認したと伝えられました。そのことを知った時は、彼女との関係を今後どうするべきかとかなり悩みました。友人の1人として距離を置くのか、このままお付き合いを続けるのか。当時は私自身AロマAセクについての知識がほとんどありませんでしたが、セクシュアリティが違う以上、ストレート同士のお付き合いよりもはるかに大変であろうことは容易に想像がつきました。それでも今パートナーとしてお付き合いを続けている理由は、彼女のことを恋愛感情として以上に人として好きで大切だと感じられるからです。確かに、自分がどんなに彼女のことをいわゆる恋愛的に好きであったとしても、彼女が同じ感情を返してくれることはなく、一方的に嫉妬する状態にはなります。けれども、恐らく彼女からしてみればない感情を返せと言う方が無理な話ですから、これは当然仕方のないことです。
私は今でも時々嫉妬をしてしまうことがありますし、パートナーとの関係に思い悩むこともあります。その一方で、さくらもちもちさんがおっしゃっているように、私もパートナーの言動が嬉しくて悩んでいたことが全てどうでもよくなる、ということがあるのでその部分はとても共感しました。感情の揺れ動きが自分でも謎ですよね笑いつかはそういう自分の考えさえ楽しめるようになれたらいいなと思っています。

もしも今後お付き合いを考えるのであれば、厳しいことかもしれませんが、それ相応の覚悟は必要だと思います。相手の考え方も、そして嫉妬をする自分自身をも受け入れようとすることができるのか(完全に受け入れることは他人である以上不可能なのであくまで覚悟があるのか)、よく考えてください。それでも彼と一緒にいたいと思うのであれば、そうするのも一つの選択だと思います。また、学生さんということで、これからの人生まだまだ長いです。先のことは誰にも分かりませんから、気持ちが変わったらその時々で考えればいいこと、とある程度割り切ることも必要かもしれません。
そして、これはセクシュアリティ関係なくですが、相手にも自分にも向き合うべくとことん話し合うことが何より大切だと思います。私も、話して初めて分かること、伝わることが本当に多いと日々実感しています。是非、納得するまで話してみてください。

拙い文章で申し訳ありませんが、何かの助けになれば幸いです。どんな形であろうと、お2人がこれから先も良い関係性であることを、またさくらもちもちさんご自身が納得する人生を歩めるよう願っています☺️

[投稿者]

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